ISOと現場代理人の責任について
今回は「施工の立場ISO9000シリーズ」と「耐震偽装問題」との関連
ザクット、今回の施工「木村建設」一般論としてISO9000シリーズに照らしての説明と今後の注意点 今回の事件をどこにどれだけの責任が発生するのか?また、「偽証に関わり」をどの様に立証するのが注目されるところでしょう。
《 そ こ で 》
◆推測ですが
確認申請審査機関:明らかに「めくら判」としか理解できない。プロであれば経験則で構造図を見ただけである程度判る(鉄筋量が少ない)と思うが・・・・・・
◆販売者:設計段階で指示したのであれば当然責任あり、また、偽装が発覚してからの販売も違法
◆設計者:意匠、構造担当者全て問題ありですね 外科医が死を早める為の手術をしたのと同じ
◆施工者:どこで偽装、故意の手抜きをさせたのか判りませんが・・・現存建物があるので施工者の責任も発生、ISOの品質管理(木村建設はなし)など追跡材料は豊富
《そこで》
◆ユーザーの意識が180度変わった
今回の問題で建設業全体に対して信頼が無くなった!とお話しても過言ではないと思います
今までの被害者意識が大幅に変わった!(”注意”購入者の責任は今回触れません)
国交省の発表に仕方にも問題あるかと思いますが何を基準に「5」に対し耐えれる、耐えれない
を評価したのか不明、旧建築基準法の建物は現行に照らし会わすと問題がありますね・・・要す
るに発表に仕方が素人に判るように・・・理解しやすいように・・・発表すべきでないかと思います
現状基準で計算すると不足係数がある為に強震により倒壊の可能性がある・・と説明すればい
いのですが「5」という数字を明確にした!ところに問題があると思いますが・・・ 其れは全体に
対して大きな問題ではないが、その様な商品が都内では一般価格(100m2前後価格6,500
万前後)の六掛けで買える事が不思議!!!と思わない購入者の責任もあると思いますが・・・
例:ダイヤの指輪に例えると理解しやすいですね、奥さんダイヤの知識は無いが大きさからの価
格帯は色々見てまわってるので平均価格はわかると思いますが同じ大きさ(キャラット)なのに
価格が違う場合は色々と質問しますね・・・確認しますね。其れが今回無いのか?購入者として
なぜこんなに安いのか? なぜ安いのか?・・・とね
其れが今では「販売者が悪い」「施工者が悪い」設計者が悪い」に集中しています。確かに的を
得てる事だと思いますが、買った責任も応分にあると思いますが・・・・自己責任の観点
で・・・重要なことはこのような意識が今後定着しますと今回は販売(物の売買)者として販売者
が的になっておりますが・・・・裁判上責任追及では筋道ですね。
被害者意識が芽生えちょっとした事で意識が拡大し面倒なことになるケースが増えるでしょう
視点を変え「発注者」と「施工者」と直の契約関係にあるときは今後この様な延長線で生きてき
ますのが「ISO9000の書類」が重要な位置づけになります。
◆品質管理の面から
多くの物件で「木村建設」の名前が出てきますが木村建設はISOについては認定なし
これ以上のコメントなし
◆裁判資料としてのISO書類が・・・・貴方に責任が
一番重要なのはこの分野です。発注者の意識がはっきり変わりましたのでちょっとした
ことでも裁判沙汰になるケースが多くなると専門法律化が危惧しております。 1月末に
有りました講習会で建築紛争の裁判がこの件以来急速に件数が増えているようです。
何を物語ってるか?充分気をつけないと日ごろの業務で足元すくわれることになります
自分の作ったISO書類で自分の首を絞めることになるようです。裁判になったらもっとも
重要な書類に変わるわけです。 医者の世界では「カルテ」ですね
全てが判る 書類には日時、承認者など沢山の情報があります。
今後この書類を「偽装と疑われる行為」は出来なくなりますね
よく 日付を入れないで持ってきて欲しい 後で入れるから・・・・・
時間が無いので未確認で承認して欲しい、 事後承認など
添付書類入れ替えなど・・・・・・
裁判事例が多くなって来ている話しましたが施工会社の社長の変わりに現場代理人
(資格者)での地位で裁判に立たされるケースが増え責任も「建築士」「施工管理」で
問われているようです。自己防衛のため協力業者の選定(資格、免許など)から始まり
材料選定、施工承認など様ざま場面で現場代理人としての責任が発生し問われます。
会社指示、お客の紹介、ひも付きなど色々有るでしょうが全ての責任は貴方に・・・
《参考に・・・・・・・・・・・・》
「瑕疵担保責任・・・・(請負人の瑕疵担保責任(民法634条~640条)」
財団法人日本適合性認定協会
国際規格マネージメント
建築紛争マニュアル