2008年12月アーカイブ

1年を振り返り

今年の9?12月期に起きたいろいろな事は建設業界にとっては1年前にすでに起きた事です。派遣切り・・・・昨年12月、今年3月と節目に派遣切りを実施したゼネンコンさんは多く有りました。理由は今起きてる経済的なことより、「段取り未熟」「出戻り仕事」「施工ミス」等、無責任、経験不足?能力?不足などから起きる損失が多く現場の実行予算を大きく食い込んでるのが実情です。其れが間接的に現場収益、会社収益を圧迫してるそうです。

そこで今年は派遣さんが随分仕事がなくなり建築から足を洗う人が増えたようですが・・今年12月に入りさらに派遣切りが増えてきています。年末の挨拶回りで何処の支店も12月、3月に大幅な人員整理を行う事でメッセージが出てるようです。特に機構改革(支店機能から営業所に切り替える)が相当進むようで、関東以北の支店統合は東京で、大阪から南は大阪でというふうに変わるところが結構あるようです。非、正規関係なく人員削減しなければ・・・・勝ち残れない

★ま?建設業界も「今までのビジネスモデルでは勝てない!!!」と言う事ですね。

今から25年前当時の建設省はこの業界だけは外国企業に開放されていない現実に「国際価格」に対して掛け離れた単価になってるいるので国際競争力がついた時点で開放に向かうだろう・・・と言われた時期があります。其れまではある程度自由競争(淘汰の時代を)で残った企業を育てましょう。

その為に経営診断、ISOなど国際的基準に企業を育てながら勝ち残れる企業を模索してるようです。その間自然に淘汰される事が沢山起きております。まさしく公共事業の削減、基準法、来年は士法の改正など建築全体を取り巻く環境が変わろうとしています。

過去5年間の労働分配領域ですが建設業で働く人が相当の数で減少しております。過去の歴史で他の産業から建設業に転進してきて建設業の花形産業になり、最後にはバブルがはじけその後急速に収縮に向かうこの業界、最近の経済状況でさらに悪化するようです。当社も今年5件の負債を抱え年越す事に成り、来年はさらに危険水域に達する話もあり心配してる所です。

★当社もビジネスモデルも完成されてから15年

丁度過渡期差し掛かったのかもしれません。建設業界において、また、当社のお客の満足するビジネスモデルに変えるには「お客様が選ぶ」から「当社が提案型、その会社に合った」に変えていかなければ生き残れない状況に成るかと思います。

まずお客様の単価に見合った対応など、色々と有りますが一言で言いますと単価安くても段取りが良い会社、出戻り仕事がない会社、など選択するようになると思います。今までのように全部で幾らではなく、此れと此れで幾ら・・・的を絞った単価構成になると思います。それだけ単価が厳しい・・・余裕がない余計な事が出来ない状態です

その状態で新しいビジネスモデルの提案を行いお互いの利益に貢献できれば幸いです。全てがアナログの世界なのでアナログからデジタルに変えた企業が残るのでしょう。その傾向が大手5社に限って行われているように感じます。要求はアナログで結果はデジタルでは困りますね。

日本全体の経済、成長を支えてきたビジネスモデルの変革を進めなければグローバルに負ける。トヨタも負ける時代になったことは事実です。そこで私たち国内で「建築関連」を営んでる物にとってはどの様に「成熟からのモデルチェンジ」「既成ビジネスモデルの見直し」を図れば良いのか課題を突きつけられた1年になります。

このままでは日本経済マイナス成長で3年は駄目でしょうね。想定では-2から-3%経済でしょうと思います。

★最後に2008年皆様には大変お世話になり本来皆様の所に訪問し挨拶しなければいけないのですがこちらでご挨拶とお礼とさせて頂きます。2009年皆様にとって最高の年になるよう祈願しております。

民事再生の申請

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地場取引先ゼネコン民事再生の申請

今年(2008年12月)は1月から今月まで5件目の民事再生申請です。
此れは今年で29年を迎える我が社にとっては初めてのことです。
売り掛けは出来高一月分ですが100%人件費ですので痛いです。
往復ビンタを貰ったのと同じ、〇〇〇万が飛んでいきました。
今年の累計・・・債権+経費=〇〇〇〇万です。

民事再生===実に都合の良い(破産側)法律である。
我々協力業者に取っては最悪である。
民事再生申請するのに1日では出来なく前準備して申請まで少なくとも1ヶ月掛るとしよう
情報が表に出るまでは仕事をさせる(これは立派な詐欺行為と同じである)
会社のトップは民事再生の申請をしてるのに取引先、協力業者などに平気で納品、発注をする
その挙句申請後は取引先に支払いはできません。注文者(発注者)の売り掛けの回収はできます。

今日は12月26日最後の日、

◆上野芝プロジェクト
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◆大阪市西区上野芝5丁 マンションA-E棟 240戸が着工です。
延べ面積 約3万平米あります。

◆今週から来年1月第二週まで求人広告を雑誌、ネットで出しています。是非ご覧ください。

現場出向(現場技術員、施工図チェック、など)
施工図技術者、CADオペーレータなど、何でもお問い合わせください
当社の募集ページ(通年)http://www.seisaku.co.jp/3.html

2008年6月頃から問い合わせが多くなり世の中の厳しさが伝わってきます。当社も全国で仕事をさせて頂きておりますがお客様の声が敏感に伝わり、お客様の会社では12月で派遣切り2009年3月で社員の首切り(リストラ)とかのお話が聞こえてきます。

年末の挨拶で回りますと皆さん暗いです。そこへ天然の私が行くとちょっと顰蹙(ひんしゅく)かもしれませんね。でも、世の中明るくしないと・・・・

ここ1ヶ月の新聞、テレビのニュースは車関係、家電メーカー、など製造業の派遣切りが話題になっています。建設業は昨年の改正基準法以来仕事がなくなり建築関係の人が居なくなってきています。最近の話題より建築関係の仕事離れの話題が笑えないです

今後どうなるのでしょうね。

◆私の性格上タワーを見ますと うん?と感激します。
少なくても工事代金10億以上になります。だからタワーを見ましたら建設費の金額が想像着きます。また、予算がある現場、ない現場もすぐに判ります。 一種の職業病(笑)かもしれませんね。

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◆タワークレーン
昔(バブルの頃)オペレーター(運転手)が不足していましたのでその当時高給取りで持てはやされていましたが現在ではクレーンの数が少ないのでオペレーターも余っています。 バブルの頃のタワーの余った物は中東など世界各国に移動して使用されていますが
オペレーターはそう行かなく仕事がない今は悲しいです。

こちらは某ハウスメーカーの施主で事務所ビル

大阪駅周辺のタワークレーン

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◆駅周辺に・・・・・・
年末の挨拶回りに大阪駅周辺から本町までお世話に成ってる
お客様のところに年末の挨拶回り。1年でお客様も15社になり
大変喜んでおります。

現在動いてる現場約30ヶ所お世話に成っております。
私がスタッフと一緒に支店、本社の挨拶回り
その途中で見かけたクレーンの現場写真です。

何処も元気良く動いております。
私の世代ですとクレーンを見ますと気持ちがいいですね。

札幌中心部

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◆札幌はスッカリ冬支度です。こちらの現場は道庁赤レンガ前のビル現場です。通勤時に前を通りますので気にかけています。今日はたまたまゲートが開いていましたのでちょっと失礼して、
札幌中心部も工事現場が少なくなりましたので寂しいです。此処のほかに駅前通りを下りて行きますと大通りに面した角に銀行の大型物件が地下工事をしております。 

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この2箇所でしょうね
大型クレーン、タワーなど設置して工事してるのは・・・
実に寂しいです。賑やかにクレーンの乱立を見たいものです。

先月「住宅の品質確保」による講習、考査を受けてきました。4日間の講習と試験、

主に住宅(戸建・共同住宅)の品質確保を定める基準に沿って施工された建物には一定の評価をして格付けを行う。また、瑕疵担保の明確な内容表記など、従来と違った観点からの品質保証である。

此れに基づいて施工された建物はそうでない建物と不動産評価基準が違うようです。今回の講習はその評価制度により認定期間、評価員講習会である。 

此れが結構面白い試験である96問出てマークシート方式、ま?落とす為の試験にも見えてきました。2時間で行いますので私にはギリギリの時間配分、最後5分余ったので1問見直ししたら引っ掛け問題でした(笑)さて、結果は1月後に発表です。試験が受かっても何かメリットが有るか?と言うと何も無い。

その期間に勤務して生きてくる評価員試験である。

◆住宅の品質確保の促進等に関する法律
国土交通省 住宅局 住宅生産課 TEL:03-5253-8111(代)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/hinkaku.htm

◆住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品質確保法)に基づき、登録住宅性能 評価機関(評価機関)から住宅性能評価を実施する評価員として選任を受けるために 必要な要件となる法定講習です。
http://www.chord.or.jp/

◆国交省から一級建築事務所登録者に送ってきたパンフレット


またまた国交省主導で建設業界を不況のどん底に追い込んでいます。裏を返せば・・・・国民の財産と・・・を守る為に行っております・・・・ご理解の程、とある。
新しく設備、構造の一級建築士を創設してある規模以上になる場合は「設備」、「構造」の建築士を関与させなさい。との事です。

◆国交省からのパンフレット◆
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これでまた確認が遅くなります。資格者の絶対数が少ない事にどうするの?????、現在の確認申請がさらに遅れ気味に成ります。 其れこそ構造審査と同じに資格者認定をメクラ判で作ると良いのかも知れません。国交省(酷考省)にたいする皮肉です。

巷では大変なようです。

★「設備」、「構造」の建築士は都会しかいなく、また、大手建築事務所、ゼネコンにしかいない様です。酷考省の説明ですと対象物件の比率に対してはある程度満足・・・と説明

この説明を聞いたときに正直愕然としましたね。世の中判っていない!!!!この連中が行政を行ってる事が腹立たしい。

仮に弊社で対象建築物を設計した場合「設備」、「構造」の建築士のいる専門会社に外注となる。この場合政令都市でも資格を持った事務所は数ヶ所しかありません。 どうしたら良いでしょうね。

中小設計専業を営んでる所はそのような人材が居ないので全てこの形になると思います。そうなりますと同業者に依頼(考えられないね)ゼネコンに依頼(これも考えられないね)自ずと集中しますし、経費も掛かる、これでは色んな所に影響が出てきます。現に影響が出てきており、「設備」、「構造」の建築士が居ないので外注経費も出てこない設計料では遣って行けないと嘆いています。

「設備」、「構造」の建築士は売り手市場ですね。
段々設計専業では営業行為は難しくなりますね。意匠専門では淘汰されていく事が見えます。少なくても、「設備」、「構造」の建築士を揃え営業しなければ外注ではレスポンスが悪く問題でしょうね。